新たな気持ちで

校長　　大島　尋隆

　令和６年度が始まりました。新一年生５名を迎え入れ、全校３７名でのスタートとなりました。

　児童数は昨年度よりちょっぴり少なくなりました。２・３年生は複式学級となりますが、昨年度より明るく楽しく元気よく、みんなが幸せになる学校を目指していきたいと思っています。そして、子どもたち、教職員だけでなく、保護者、地域の皆様を含め、「チーム伊豆山小」となってがんばっていけたらいいなと考えています。どうぞよろしくお願いします。

　先日の１学期始業式で以下のような話をしました。

　いよいよ令和６年度が始まりました。新しい学年のスタートです。まずは、春休み中、みなさんが、事故なく安全に過ごせたこと、今日こうして元気に顔を合わせられたことを嬉しく思います。

　新２年生から新６年生のみなさん、進級おめでとうございます。３月には、あなたたちをよくリードしてくれた、憧れの６年生とお別れをしました。しかし、もう悲しんだり懐かしんだりしてはいられません。今度は、あなたたちの番です。特に、新６年生、あなたたちの出番です。あなたたちが、憧れの６年生となるのです。

　昨年度、みなさんを見ていて、本当に体も心も大きく成長したと感じました。一学年ずつ、上級生になったのだ！という強い気持ちで、自信をもって学校生活を送ってください。その自信が、きっと行動に表れるものと思っています。

　令和６年度の学校教育目標は、３月の修了式でも話しましたが、昨年度と変わらず

「人を思い　自分から伝え　みがき合う」

とします。力を入れてほしいところは「みがき合う」というところです。

　みんなのよいところは、優しく、思いやりの心をもっていて、友だちと協力して活動できるところです。相手のことを考えて思いを伝えたり、友だちと力を合わせて活動したりすることは、とても大切なことです。でも、友達に質問したりアドバイスしたり、自分から積極的に行動したりすることが少し苦手なようです。

　このようなことから、授業やスクラム活動を通して、「みがき合う」という部分を伸ばし、自分や友達の成長につなげてほしいと思っています。ぜひ、力強く、たくましく、チャレンジ精神をもって、またこの一年をかけて大きく成長してください。先生たちも、みんな応援しています。

　新１年生５名が入学します。優しく親切に、上級生としてどんなことをしてあげたらいいかを考え、行動してください。一年間、目標達成に向け、「チーム伊豆山小」となって、いっしょにがんばっていきましょう。
 

　保護者の皆様、地域の皆様、本年度も伊豆山子のよりよい成長のためにお力添えをいただけるよう、よろしくお願いいたします。